水の流れるところ  mamimemo

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Utopia MoMo-Iro3 − TAKEDA Hiroshi



きれいな空間がありました。

この日、ちょうど ひっさしぶりに
金沢で器をつくってるうちこに会って
楽しいお茶した帰り道での出会いでした。

きれい。丁寧で 落ち着いていて イキ。 角が角で 細部まで形があります。

ぱっと明るい気持ちになって 帰路へ。

この中に入りたい
って思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「Utopia MoMo-Iro3」
武田浩志 TAKEDA Hiroshi
会期: 〜8/31まで  8:00〜22:00
場所:ART BOX in JR TOWER (JR札幌駅東コンコース)
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| 12:26 | 行った | comments(2) | trackbacks(0) | posted by Mami Tomita |
気持ちが届く



enaより。
毎年届きます。
歳の数の誕生日カードです。

今年は海のような青のキラキラに エベレストでした。
にこちゃんシールはいつもついてます。毎回違う色のにこちゃんです。

裏には なつかしい感じがたまらない モコモコぺんで 
HAPPY BIRTHDAY がありました。

数字コレクションができるほど。

めちゃんこめんこい チョークバックをいただきました。
あまりにかわいいので 普通のお出かけ用にしちゃいます。
ほんとかわいいの。
チョークいれたいけど 白くなってしまうのが もったいないくらい。


手描きのお手紙はいつでも いつになっても うれしいね。


どうもありがとう。

| 12:31 | 気持ち | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Mami Tomita |
リードの楽しさを知った日  〜 小樽赤岩

今は毎週土日 小樽赤岩に登りにいっています。

昨日は代表と二人でした。

これまでも数回リードしてますが、昨日は
まだ行ったことのないちょっと難易度の高いルートを12ピッチもリードさせてもらいました。

ものすごく楽しいです。 
と 昨日初めて心から思ったかもしれないです。 楽しさを知ったと思います。

セカンドでいくよりも 数倍 数十倍 いやいや 
リードでいくから岩は面白いのか と思うほど たのしいです。

途中でランニングの取り方の指導、ビレイの取り方、
ロープの引き上げ方・スピード・感覚など
細かく指導してくれました。
なかなかここまで指導できる人はいないんじゃないかと思います。
ひとつひとつのその動きには理由が存在することを
言わない時もあれば 言うときもあり 場に応じて指導してくれます。
マンツーマンなので 他のことも考えることなく 言葉がまっすぐ頭にすんなり入ってきます。

いつも ジムで登ってても、岩にきても、雪山登攀行ってても
どこにいても 褒められることはほぼありません。
しばし注意をうける(怒鳴られるまではいきません。)ことはあっても。

昨日、
すごいぞ 大したもんだ
って 言ってくれました。

驚きです。
自分でも登れたことに驚きましたが
褒められた?!ことがうれしく
ここに記録しときたいとおもいます。

最後のほうですこし体がなれてきて いつもだと手も腕も足もパンパンなのに
なぜかどんどん難しいルートになっていってるのに 同じように登れました。
ジムでの練習の成果がでてるように思いました。

リードした楽しさと 難ルートを登れたことがうれしく
なによりも 隊長に褒められたことがうれしかったです。

充実したクライミングとなり、
じわっと 自分に何かがしみ込んだ日 でした。  ぐっすり。


来週は夏山レスキュー訓練。
末の週からは心待ちにしていた 沢 です。 

| 23:18 | Play | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Mami Tomita |
ポカルデ 5806m 登頂 −今までで一番高い山    2011.1.2 SUN   


2011.1.2 am10:15 ポカルデピーク(5806m) 
私の生まれて初めての高所海外登山。
登頂しました。 ありがとう。登れました。ありがとう。


am1:30起床。準備をして 3:00に出発。
本来であれば ポカルデに行くのに こんなに早く起きて出発する隊はないかと思います。
時間切れで登れなくならないように 私の歩くスピードを考慮してのスタート。 ありがとうございます。

迷惑はここまでも十分にかけ、今の状態ではこの後もかかることがみえているから、
どこかで、降ります、と言わないといけないとは常に思っていた。
けれど、こんだけひどい状況にいても、
まだ行きたいと思う気持ちはいったいどっからでてくるのか。 言わなかった。
行かないとか、行けないの言葉は最後まで出したくなくて、
日本にいて行くと決めた時から、そういう気持ちをどんな状況になったとしても持ちたくなかった。
だから、申し訳なかったけれど、言えなかった。
(可能な限り)なんとしても上に行きかった。

ヘッドランプで足下を照らした箇所しか見えない真っ暗の中、
私の後ろを歩く隊長が、 危ない! という言葉と同時に、
何度もシェルパさんが飛んできて私の背中に手をそえる。
どんだけ危ない状況で、どんだけ心配(不安に)させたことだろう。
鏡はもっていないからわからないけれど
後から写真をみると 顔はぱんぱんで 自分ではないみたい。目も点。

しばらく続く岩と砂利の斜面のジグを行く私の足はもたつき、
頭はいたく、息はきれて、立ち止まる。
苦しいけれど きつくはない。
いや キツイかな。 けれど 全然イヤでない。

会話はもちろんできない。
酸素を吸えば楽になる、とシェルパさんが言う。
けど、やっぱり吸いたくない。
でも、ピークに行くか、吸わずに下山かと言われれば、吸ってでも行きたい。

BCから200m程登ったところの峠を超え、その反対側に一度降りること30分程。

降りたところで湖が見えた。
もしかしたら、この時みたのが、この20日間で一番、
てっぺんの景色よりも美しかったかもしれない。
湖の向こう側の山の連なりの後ろから陽が昇り始め、 山の形は影絵のようなシルエット。
遠近感がない山の連なりとは異なり、空は深く青く広く、
凍った湖面に雪を被ってない部分だけが穴があいたように宝石のように光っている。
写真には写らない美しい光景があった。



(この2枚の写真は 下山時に隊長が撮ったのをいただいた)

あまり立ち止まってもいられない。
またゆっくりと歩き始める。

今この場所でこの時間ならピークまで行けると思う、 とシェルパさんが声をかけてくれる。
驚いた。
行ける、と声をかけてくれた。

そこからは雪のある道が続いた。
みえる景色 すべてが美しい。

この写真 隊長が撮った 朝陽が昇り始めた頃。 きれい。


大晦日の晩にまさかの大雪が降り、
(たぶんその時降った)雪が石の上にかすかに残り覆っているため、
危ない足どりにプラスして かなり滑る。
私以外の人もみな 足下に細心の注意を払って歩いている。


陽が昇り空が明るくなってきた頃には、体が少し楽になり、
話すこともできるようになってきた (でも これも高山病の症状かも・・・ね)。
ツボ足でざくざくと雪道を歩き、上をみるとピークが見えている。行ける。
この時から呼吸が乱れても足が止まらない方を優先する呼吸法にした。

ピーク手前の5700mくらいからは、岩場で雪がなかったので、
靴をプラブーツから革の登山靴に履き替え、カメラと水のみをぶら下げて出発。


断崖絶壁ではないけれど、細い砂利混じりの岩場をトラバースで
足を滑らせたら真下へさようなら。


高い。背中に大きな広い空間を感じる。きもちいい。


急斜で崩れやすいため、先にシェルパさんがピークへ行き、ロープを下ろしてくれていた。
最初に信二隊長が、2番目に私、最後にマイケルさん。


am10:15 ポカルデ〔5806m
全員登頂。


当たり前だけれど、ピークに行ってもまだまだ高い山があった。
これまで歩いてきた道中で見えてきた山々の、ヒマラヤ襞の細かな形が、
くっきりはっきりと大きくみえた。
目の前のヌプツェ(7861m)に隠れ、後方のエベレストはみえなくなっていたけれど、
すごく高い所にいることがわかる。
遥か下にロブジェのバッティがみえ、遠くの6000m以上の山々はポカルデよりも低く見えた。
段々畑ならぬ 段々氷河。



下山 しんどい。 
足(ひざ)に負担かかるし、スピードも速い。
途中でBCのテントを引き上げて、再び休まず下山。
けれど 登れたことで 気持ちが高ぶり 足取り重くも 心軽く下山。

pm5:00 ロブジェバッティ着。 イスに座って ポカルデを振り向く。
今登ったんだ。 たったさっき登ったんだ。 高いなー とおもいながら
あたたまっていると 眠くなってきた。
20:00 就寝。 いい眠り。


そこに住んでいる人にとってみればたかが5800m
されど、私にとっては高すぎた5800m
ピークに立つことから何かを得たとすれば達成感・満足感。
それ以上に“感謝”する気持ちというのが生まれたような気がしました。
行かなくては気がつけなかったこと、いろんなことを知ることになりました。

体力、技術、経験、道具、知識、精神力、忍耐力、の全て無い無いだらけで、
いろいろな人に心配・迷惑をかけ、反省点も多々ですが、
数え切れないほど多くの人から力・気持ちをいただき、登頂することができたと思います。
自然は何もしゃべらないけど、何かを気づかせてくれたような、
みんなみんなに感謝する登山となりました。 ものすごく楽しい旅でした。

世界中の人を魅了する地 ヒマラヤに行く。  行ってよかった 行けてよかったです。


より高くより険しくより困難な山を目指して。  前に一歩足をだす。

| 20:55 | advance | comments(0) | trackbacks(0) | posted by Mami Tomita |
山ガール本〜札幌近郊の山を紹介してます〜  と 赤岩


6月5日の赤岩 15時頃




『SAPPORO山ガール すぐに行きたい近郊18山』
バビシェ・マウンテン・クラブ著
北海道新聞社編
¥1,470(税込)

が、発行されました。

私の所属する会の皆さん(山ガール及び山ボーイ)が 山に行き、
写真を撮って、原稿を書き、モデルにもなっています。
私もいくつかの山に載ってます。 


山ガール という言葉がよく聞かれるようになって 3年くらいたつのでしょうか。

色とりどりのウエアに身をつつみ、かわいらしく、おしゃれな山ガール。
自然の中に入っていく人が増えたのか、
前からいたけれど、今注目されているだけなのか。 
どちらかわからないですが、
決して若い女子向けのためだけの本というわけではなく、 
これから山を始めたい人、行ってみたいけど何からどうしたらいいかわからない人、
昔山を歩いてたけどちょっと足慣らしに低い山から行ってみようと思ってる人、
最近札幌にきたばかりの人、親子で山歩きをしてみようかな、などなどの方に
オススメできる本となっています。
みなさんに、少しでも安心・安全に、ケガのないように、
楽しく山にいってもらえたらいいなと、お手伝いできればいいな
という気持ちから生まれました。

ちゃんとそれぞれの山について、参考コースタイムやルート案内(写真付き)、
最終トイレ、最終コンビニ、お立ち寄りスポットもついてます。
地図はコピーして持って行けるように25,000分の1を使用。

山に行くときの基本として、
山のマナー、山に行くための準備・計画、山での服装、持ち物、山用語なども
載ってる優れものです。

日帰りで帰ってこれる、それほど厳しくない札幌近郊の18山が載っています。

是非お手にとってご覧頂ければとおもいます。
会ではないですが、HBCの堰八紗也佳アナも、モデルとして
一緒に載っています(もちろん一緒に山に登ってます^-^)。


最近の毎週土日は休みなく岩登りです。
昨日は晴れていてとても気持ちがよかったです。
登りながら振り返る景色は 美しくて声もでません。

みんなに教えたい景色なのですが、いかんせん、登らないとみえません。
登らなくてもみえますが、気持ちが違うので、登らないとみえない気持ちです。

登っていて振り向いたときが なによりここちいいです。
前にも書いたかもだけど
目の前の岩以外、背中、頭の上、足の下に何も遮られるものなく、
大きな空間の中に自分がいることを実感し 感極まる喜び?というのか
言葉にならないほどの ぐっとくる瞬間を味わえるのが
たまらなくいいです。
ほんの少し怖い ところも 緊張感が続いたままリードしているときの楽しさは 
毎回 どう人に伝えていいのかわからないです。

来月くらいからはいよいよ心待ちにしていた念願の「沢」。


私は いったい いつ ポカルデに登頂するんでしょう ねー・・・(のびのびーーーになってます。。)

| 21:55 | Wonderful | comments(5) | trackbacks(0) | posted by Mami Tomita |
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